はじめに|冷凍食品売場で「伝える力」が売上を変える
冷凍食品は便利でおいしい商品が多い一方、店頭ではその魅力を十分に伝えるのが難しいジャンルです。
とくにスーパーマーケットの冷凍食品売場では、お客様が足早に通り過ぎてしまうことも多く、じっくり商品を見てもらうことができません。
そんなときに活躍するのが、「POP=キャッチコピー」の力です。
この記事では、現場ですぐに使える“思わず手に取りたくなるコピー例”を多数ご紹介します。
なぜキャッチコピーが冷凍食品に効果的なのか?
冷凍食品は包装に限りがあるため、調理方法・味・シーンなどの訴求が難しい商品でもあります。
そこでPOPを使った短い言葉による情報補足が非常に有効です。
たとえば以下のようなシーンが考えられます:
- 時短調理が求められる家庭向け:「レンチン5分」「火を使わず完成!」
- お弁当需要向け:「冷めてもおいしい」「あと1品に困らない」
- 夜食や軽食向け:「深夜の“禁断メシ”応援します」
特に冷凍食品は「手軽」「保存がきく」「失敗しない調理」といった安心感が強みなので、
その魅力を言葉で端的に伝えることができれば、POPひとつで売上が大きく変わる可能性があります。
POPで使えるキャッチコピーの型と考え方
キャッチコピーはセンスより「型」が重要です。以下に現場でよく使われる5つの型を紹介します。
型1:「〇〇するだけでOK」系
- 「レンジで5分!おかず完成」
- 「袋ごとチンで洗い物ゼロ」
- 「自然解凍5分待つだけ」
- 「和えるだけ!おかず完成」
型2:「誰向け」系
- 「子育てママに大人気!」
- 「一人暮らしにうれしいサイズ」
- 「受験生応援」
- 「お父さんにご褒美」
3. 冷凍食品別|POPで使えるキャッチコピー50選
主食系(チャーハン・ピラフ・麺)
レンジで3分、本格中華! |
ご飯が進む“香ばしさ” |
具たっぷり!食べ応え満点 |
おかず系(唐揚げ・ハンバーグなど)
冷めてもサクサク! |
お弁当にあと1品 |
みんな大好き!定番おかず |
野菜・カット素材系
皮むき不要で時短調理! |
炒めるだけの簡単レシピに |
もう野菜を腐らせない! |
デザート系・冷凍フルーツ
映える!冷凍ベリートッピング |
おうちカフェが叶う一品 |
暑い日のご褒美に |
その他・汎用系
冷凍庫にあると安心 |
忙しい毎日に寄り添う味 |
ひとくち食べれば笑顔に! |
全50選を確認したい方はこちら→POPで使えるキャッチコピー50選
キャッチを活かす!POPデザインの簡単なコツ
- キャッチコピーは大きく・太く・短くが基本
- 色は3色以内(赤・黒・黄など)
- 吹き出し・矢印で目を引く工夫を
- CanvaやPOPKitを使えば誰でもキレイに作れる!
参考リンク
よくある失敗パターンと改善ポイント
- 情報を詰めすぎて読まれない → 伝えるのは「ひとこと」で十分
- デザインが目立たない → 色・配置・フォントに注意
- POPと商品が離れている → すぐ横に貼るのが鉄則
- デザインが目立ち過ぎて文字が見えずらい
- 商品のフェイスに対しPOPが大きいor小さい
まとめ|売れるPOPは“言葉選び”が9割
売上を左右するのは、1枚のPOPの「ひとこと」。
難しく考える必要はありません。今日紹介した50個の中から、まずは“真似して使ってみる”ことから始めてみましょう。
「お客様の目にとまる言葉」を意識して、
あなたのお店の冷凍食品売場を、もっと魅力的な空間にしてみてください!
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